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【 なぜ今、中国株?】

なぜ、中国株が今注目されているのでしょうか?
答えは非常に簡単です。中国は現在、経済急成長を遂げており今後、日本株以上に上昇する可能性が非常に高いからです。
ここ一年の中国株関連指数に限ってみても、香港市場は2倍、 上海市場は実に3倍もの上昇をみています。

【 中国はバブル?中国株に乗るのはもう遅すぎる? 】

さて、中国株の今後はどうでしょうか。
事実、上海も香港も何しろこれだけの上昇ですからバブルを懸念する声もあることはあります。
また、株価はもう上がりすぎたので、これ以上は大きな上昇が見込めないだろう、と言う意見もあります。しかし、むしろそのような意見は少数派です。
株価上昇は、時として多少の行き過ぎがあるにせよ中国経済の「実際の成長」を反映しているからまだまだ大丈夫とする見方が大勢なのです。
中国の経済成長から見た 中国株の今後の上昇する可能性は、経済の専門家ではなくてもちょっと考えればわかることです。

中国の都市

【 中国の今後の消費購買力の変化 】

現在、ほんの数年前まで消費購買力が無いに等しかった中国人たちが一斉に消費を始めつつあるのです。
車を所有していなかった何億人もの人が普通車〜高級車に乗り始めます。家電を持っていなかった何億人もの人が 家電を購入します。牛乳やワインなど飲んだことのなかった何億人もの人が飲み始めます。
これら中国の消費購買力 の変化が企業業績にもたらす莫大なプラスの影響はもちろん、世界が今、中国のマーケットに注目しているのです。

【 ビックイベントが中国経済の転換期 】

昨年の2008年は、北京でのオリンピックが開催されました。
そして2010年には上海万博が予定されています。
オリンピックと万博の成功を至上命題に掲げる中国政府も安定した企業業績の成長を積極的に後押ししています。
よって、国をあげた大きな経済促進活動が比較的長いスパンで行われそれを中心に中国全土が盛り上がり中国経済の転換期が訪れようとしています。

この傾向は、何も中国だけに限った事ではなく、日本も東京オリンピックと大阪万博を転換期として過去に大きな経済の飛躍を成し遂げ、またそれを内外にアピールしました。
今、中国が当時の日本と同じ道を歩もうとしています。 成長性の高い企業に投資するのが株式投資成功の大原則ですがこの原則から見ると、成長性の高い国に投資するという選択はむしろ当然のことと言えるのではないでしょうか。

【 中国本土の株式市場 】

中国は「社会主義国」とされています。 社会主義というのは極々単純に言うと「すべての物を共有しよう」、という考え方 です。
一方、「株」とは簡単に言えば「会社の所有権」ですから、株を買うということは会社の一部を買って所有するということになります。
社会主義と相反するように思える中国における株式市場の存在ですが元々、政府が持っていた国有企業を株式会社化して、株を売り出し始めたというところに中国株の原点があります。

国営企業は言ってみれば「お役所」ですから、非効率的で収益率も悪く、製品の品質もサービスの質も悪い前近代的な組織でした。政府は90年代に入って経済成長を目指し国営企業の株式を一般に売り出すことにより、資金を調達すると同時に、国営企業の改革にも乗り出したのです。
株式を売り出すために創設されたのが中国の株式市場であり経済の中心都市である上海と経済特区として指定されている深センに株式市場が設置されています。

日本でもNTTやJR東日本とJR東海、そして日本たばこ産業などの元国営企業が、民営化され株式を公開しました。現在の中国株のほとんどの銘柄がこれと同じ性格を持っていると言えます。

【 中国株のA株とB株 】

ここまで読んでいただいた方は、中国の経済成長とその恩恵を受ける中国株の魅力にわくわくしていると思います。
では、中国株の取引を行ううえで必要な知識を説明させていただきたいと思います。

現在、中国国内には上海と深センに株式市場がありそれぞれの市場にA株、B株という区分があります。 このA株とB株の違いから説明したいと思います。

【 中国株のA株 】
A株は中国国内の投資家向けの株式で人民元建てで取引されています。
基本的には中国人投資家のみ売買すること が出来ます。

【 中国株のB株 】
B株は外国人に開放されている株式で上海市場が米ドル、深センが香港ドルで取引されます。
外国人投資家と、一部の中国国内の投資家のみ売買することが出来ます。
私たちは日本人は、中国から見れば外国人ということになりますので投資を行う場合はB株での取引を行う事になります。

【 中国株市場のA株とB株の割合 】

市場の規模は以下の通りになっており、上海、深センともA株市場の方が圧倒的に大きな市場です。つまり外国人が売買することの出来る銘柄は非常に限られています。
B株市場は中国経済のグローバル化に向けた 試験的市場とも位置づけられています。


類別
銘柄数
時価総額 ( 億 )

上海 A株

842
CNY 152,555
上海 B株
54

CNY 1,213

深セン A株
598

CNY 44,059

深セン B株
57
CNY 1.410

【 中国株のB株は得をする!? 】

一般にB株はA株としても上場されておりそれぞれの株券は、同一の額面、同一の権利です。
ただし、取引価格は同じではなく、ほぼ例外なくA株のほうが高額になっています。単純に考えて全く同じ額面、同じ権利なのに取引価格に差があるのはおかしいと思われるかも知れません。

これには理由があります。
中国国内の投資家は原則的にA株しか売買できないためA株市場はB株市場に比べて市場参加者や流通資金量が圧倒的に大きくこれらの要因がA株の取引価格を押し上げているのです。

また、B株は外貨で取引されるため為替コストも株価の差に反映されています。 2007年に入って中国国内では株式投資ブームに拍車がかかりA株の証券口座が、数ヶ月ですでに、約2000万件も開設されています。
日本で株式投資をしている個人投資家の総数は約200万人ほどとされていますので比較すると規模の大きさが理解できるかと思います。 これら中国国内の個人投資家の活発な取引がA株の株価押し上げに貢献しているのです。 ただし中国政府の動向から見て、近い将来、A株B株は統合されるとの見方が有力です。

ですからAB間の格差は徐々に埋まっていく、つまり現在のB株は相対的におトクと考える投資かもいます。 いずれにしても政府の政策に左右されるわけで確実なことは言えません。

【 香港の株式市場 】

香港は1997年に中国に返還されたことにより現在は中国の一部となっています。 しかし、以前よりアジア有数の金融センターとしての役割を果たしており返還後もその役割の重要性は変わる事はありません。

香港の株式市場には100年以上の歴史があり、本土の株式市場がここ20年以内に整備されたことを考えると、対照を成しています。香港市場は制度、市場参加者ともに成熟したマーケットとも言うことができるでしょう。
香港市場には当然香港の企業が多数上場していますが一方で、本土資本の企業の上場が急速に増加しています。 現時点で香港全市場の上場総数のうち約5分の1が本土資本企業の銘柄です。

また、香港資本の企業も返還以来、 本土との経済的結びつきを急速に強めており資本の所在にかかわりなく中国経済発展の恩恵を受けています。
香港は中国に返還されはしましたが中国政府は2047年まで現体制を継続することを保証していますので「一国二制度」の名の下、中国から見ると海外のように扱われています。香港は、日本に住むわたしたちにとって、より投資しやすい環境が整っている、中国株のマーケットと言えます。

【 香港市場 徹底解説 】

香港市場には、メインボード(主板)GEM(創業板)という二つの市場があります。
東証で言う一部に相当するのがメインボードで、マザーズに相当するのがGEMという位置づけです。 両市場は企業の利益や売上高、時価総額などの、上場基準が異なります。

【 メインボード 】
企業の利益や売上高、時価総額などの上場基準が厳しい。 平均PERは約20倍 。

【 GEM 】
GEMは(Grouwth Enterprise Market)の略で香港の新興市場です。
特徴としては、 企業の利益や売上高、時価総額などの上場基準がメインボードにくらべ緩い。
平均PERは約45倍 ( 成長期待で買われている新興銘柄 ) 値動きが非常に激しく一日で倍になったり半分になったりすることも珍しくありません。

【 GEMがハイリスク・ハイリターンな理由 】
開設されたのは1999年と比較的新しく、主にIT系の新興企業が上場することを意識して設立されました。
しかし、程なくしてITバブルが崩壊、GEM各社の株式も暴落に暴落を重ねなんと開設からほんの数年で、GEM指数最高値の六分の一までも下落しました。その後もGEM指数は低迷を続け、上場基準の甘さからくる上場企業の質の悪さもあいまって株価が乱高下しやすいハイリスクハイリターンな市場になっています。

【 香港市場のレッドチップとH株 】

香港市場はメインボード、GEMに分かれていますが 更に特徴的なのはそれぞれの市場に「レッドチップ」「H株」と 呼ばれる銘柄がある点です。

【 レッドチップ 】
レッドチップとは「本土資本、香港登記の企業」の銘柄を指します。この銘柄を「レッドチップ銘柄」といいます。
レッドチップ銘柄の指定条件は、わりとあいまいで各証券会社によって異なりますが、広く受け入れられているのは レッドチップ指数を提供するHSIサービス社の定義です。
HSIサービス社の定義 ・本土の中央、あるいは地方政府が経営に参画していること ・本土資本がその出資金の35%以上を占めていること ・香港(ならびにその他の地域)に登記していること

【 H株 】
「H株」の定義は非常に明快です。「登記上の所在地」も「資本」も、共に本土に由来する完全な本土企業が香港に 上場した場合、これを「H株」と呼びます。 多くのH株は複数の市場に同時上場しており、それぞれ本土市場ではA株、B株として取引されます。
日本の企業の株も東証、大証だけでなく米国市場でも取引されることがありますが、H株もこれをイメージしていただけるとわかりやすいかと思います。
また基本的にA、B、H共に同じ額面であり同じ権利を表していますので市場が完全に自由化されていればA、B、H株 は、ほぼ同じ値段で取引されるはずのものです。 しかし先項で述べた理由によりA株は高値で取引される傾向にあります。

【 H株に分類されるP株とは? 】

【 P株 】
H 株に分類される完全な本土企業の中に日本では便宜上「P株」と呼ばれる種類の株式があります。
PはプライベートのPです。つまり元々が中国国営企業ではなく中国の民間企業でありそれらのうち特に香港に上場しているものをP株といいます。

【P株の実態】
通常では、国営企業よりも、民間企業のほうが効率も収益力も競争力も高いイメージがありますが、中国の場合は、そうとは限りません。 市場開放が進んでいるとはいえ、中国当局の権限は絶大なものがあります。
国営企業を優遇する規定や制度もたくさんありますので、その面で民間企業の不利は否めませんし、中国の民間企業はまだ立ち上がったばかりで経営基盤も十分に確立されているわけではありません。
よって一般に「P株」=民営企業は、H株の中でも比較的値動きが激しく若干リスクが高いとされています。

【 中国株の株価指数について 】

【 中国本土の株価指数 】
中国株の本土指数は、各証券会社が提供しています。
主なもので上海総合指数、A株指数、B株指数、深センA株指数、B株指数などがあります。 それぞれ現在は全銘柄の加重平均によって株価指数が算出されています。
近い将来、代表的銘柄の加重平均による 株価指数も算出されるようになるとのことです。

【 香港市場の株価指数 】
香港の指数はHSIサービス社が提供しています。
もっとも有名なものがハンセン指数です。元々ハンセン指数銘柄は 香港企業のみが指定され、本土企業は含まれていませんでした。 しかし状況の変化を反映し、現在ではレッドチップ、H株からも含め34社が選ばれ加重平均によって指数が算出され ています。この34社で実に香港市場時価総額の7割を占めています。
香港市場にはそのほかに、レッドチップ指数、H株指数、があります。レッドチップ、H株から代表的銘柄が選ばれやはり加重平均で指数が算出されます。GEM指数はGEM上場のすべての銘柄の加重平均です。

【 中国株の取引でよくある売買停止 】

日本株では、大きなニュースが出たとき、そのニュースを周知させることを目的として特定銘柄の売買が停止されることがあります。
中国株の場合「停牌」と言いますが、やはり特定銘柄が取引所によって売買停止指定されることがあります。

中国株の場合、市場の成熟度のせいもあって売買停止は日本株より頻繁に発生します。
多くの場合、増資や決算の修正、合併、買収などの理由が考えられますが、決算や企業の存続に疑義が生じた場合は、数年以上というの非常に長い間売買停止になることもあります。
新興企業などの場合、突然売買停止になりそのまま数年間、取引できないということもありえますので、銘柄選択や 証券取引所による情報開示には常に注意を払う必要があります。

【 本土市場の「ST」及び「*ST」 】

本土市場には、「ST」及び「*ST」という制度があり、 特定銘柄が上場基準に抵触する恐れがある場合に指定されます。

【 ST銘柄 】
上場企業が2年連続で赤字決算の場合、指定を受けます。
4年目に黒字転換できなかった場合は上場廃止となります。

【 *ST銘柄 】
上場企業に粉飾決算の疑いがある場合あるいは情報開示に疑義がある場合に指定を受けます。
疑義が解消されるまで指定が継続しますが、ST銘柄より上場廃止リスクが高いと言えます。
中国株の値幅制限は上下10%以内とされていますが、ST、*STは5%以内に制限されます。

【 中国株の値動きの特徴 】

銘柄にもよりますが、中国株の値動きは非常に激しくなることが少なくありません。
特に香港市場にはいわゆる値幅制限がなく、ストップ安またはストップ高により、日をあけて投資家のマインドに冷静さを取り戻させる、といった仕組みがありません。 よって、小型株などは一日のうちに倍になったり半分になったりといった極端な値動きをする場合があります。

また、気配による値よせの仕組みがなく、前日の株価に対して大幅な上昇下落であってもいきなり値がつきます。
日本株の場合、ジャスダックのマーケットメイク銘柄がこれに近い値動きをする場合もあります。 PERの低い大型株の場合、売買金額が大きいですから必然的に値動きは比較的穏やかになります。
逆に小型株やGEMなどの新興株の値動きは激しくなりがちですので、小型株に投資する場合、こういった特徴を頭に入れておく必要があるでしょう。